先日ベグサイズで取り扱っている、
頸椎まくらの販売会を行わせていただきました。
その際、お身体チェックさせていただいた方。
首こりが酷く、まくらの購入を悩んでおられました。
また、以前に原因不明で倒れてしまい入院経験があるとのこと。
様々な病院で検査を受けても原因は分からず、
最終的に精神科を受診することになったが、
担当する先生ごとに病名が変わり、ご本人としては全く原因の解明にならなかったとのこと。
(脳の一部分の血流が不足しているかも、、、的なことはわかったそう)
首こりが酷いということで、身体の緊張状態がどの程度かというのを確かめるために
周辺視野のチェックを行いました。
以前にも紹介していますが、こういったチェックを行いました。
チェック結果は70〜80°位とかなり視野が狭くなっていました。
(適正では100°程度見えるはず)
目が固定されて、身体が緊張していると言えます。
視野を広くするために、後頭下筋という首の筋肉をほぐしてみました。
動画はセルフですが、この時は私が其の方の首に手を当てて行いました。
右の首が特に硬い印象でした。
仰向けでまくらに頭を預けて後頭下筋のリリースを行っていたのですが、、、
其の際、寝ている足の向きが気になりました。

右足がつま先が上で、左足は外側を向いているこんな感じ。
骨盤の傾きのチェックはこの時はしなかったので、
漠然と股関節周りに問題あるのかな?
程度に考えていました。
後頭下筋のリリースをしながら、ゆったりと呼吸のエクササイズも行ってみました。
6秒かけて息を吸い
6秒かけて息を吐き
6秒間いきを止める
苦しくないか確認しながらこの呼吸を、ゆったりと行っていきました。
最終的に、
9秒かけて息を吸い
9秒かけて息を吐き
9秒間いきを止める
まで秒数を伸ばしていきまいた。
首の緊張も最初と比べるとかなり取れているのが私の手にも伝わってきていたのですが、
驚いたのは、、、

緊張が取れるとともに、右足がダランと外向きに倒れて行きました!
股関節や骨盤の問題かとあたりをつけていましたが、
実際にはただの【過緊張】だったということが分かりました。
ちなみにこの方はテニスのレッスン後だったのですが、
右利きで
このような右半身の緊張を持ったままテニスをしていると悪い影響が出るのは明らかです。
またリラックスできたこの状態で周辺視野のチェックを再度行ったところ
左右90°程度までは視野が広がりました。
病院等でも診断名がつかず、よく原因が分からない症状等もあるかと思いますが、
身体の【感覚】が悪くなると身体は防御反応を取ろうとします。
身体を固めて、緊張させて、守ろうとするような反応です。
身体に適切な刺激を当てえてあげないとその【感覚】は鈍ってきます。
全ての症状に対応できる訳ではないかもしれませんが、
身体に原因不明の不調がある場合は、コンディショニングコーチが行うチェックを受けてみる価値はあるかと思います。
こちらの方が、頸椎まくらで頚部の緊張が取れてより良い生活ができることを願います。
※根本の解決には運動療法も必要にはなってきます。
(刺激を脳に入れるだけでなく、脳から指令を出させることも大切なため)
お身体のお悩み是非ご相談ください!
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