腰痛改善にお越しのお客様。
日常では腰の痛みをほぼ感じなくなって来たそう。
腰痛へのコンディショニングの目処がついて来たので、
その他身体で痛みや困っていることがないか伺うと、、、。
【足の指が痺れる感覚がある】
とのこと。
靴下を脱いで指を見せてもらうと、、、
普通に腫れてる💦
靴の中でぶつかっている印象。
歩き方
この方の歩き方は最初のセッション時からチェックしていたのですが、、、
どんな歩き方かというと
・内股、つま先が内向き
・ペタペタと歩く印象
・右手の腕振りがない
・右肩下がり
というような特徴がありました。
上記の中でペタペタ歩きで腕振りがないというのが
足の指が腫れてしまう原因ではないかと思われます。
ペタペタ歩き
スラッピングと言われる動きになるのですが、
なぜペタペタ歩いているように見えるかというと
地面に着地する際に踵を上手くついていない!
からです。
通常振り上げた足は、踵から着地し、足裏へと体重が乗っていきますが、
踵着地(ヒールコンタクト)がしっかりとしていない場合、
足裏をペタッとつけるような着地になります。
(どちらかというとつま先着地のような感じ)
この方の場合、膝、つま先も内向きなので足が内側に傾くような力も加わり
地面を上手く捉えられていませんでした。
上記のような場合、無意識での反応になりますが足部を安定させるため、
足指を握るような反応が起こり、つま先が硬くなります。
+踵着地しておらず、つま先側でペタリと着地をしている。
と足の指が痺れて来てしまうかもしれません。
なぜそういう歩き方になってしまった?
考えられる原因は、、、
【痛み】
です。
元々このかたは腰痛を抱えていらしゃいました。
痛みがある場合
皆さんはどんな歩き方をしているか考えたことがありますか?
スタスタは歩けませんよね?
痛いところに響かないように
ゆっくり、のっそり衝撃が腰に伝わらないように歩くのではないでしょうか。
歩行時の踵着地(ヒールストライク)時
正しい、お手本のような歩き方をした場合
衝撃は体重の1.5倍程度かかるとされています。
が其の様に無駄なく歩ける方は少ないので
衝撃は体重の2〜3倍程度かかっていると予想されます。
その衝撃が伝わらないように
のそり、のそりと歩くと
いわゆるペタペタ歩きになっていってしまうと推察されます。
実際この方は、コンディショニングの1回目とは
歩き方がかなり変わって来ています。
無意識で歩いてもらっても
以前は全くなかった、腕振りが徐々に生まれだしています。
腕振りがある=推進力が生まれている
ので効率的な歩き方に近づいて来ていると判断できます。
腰の痛みがなくなって来ているので、
良い反応が出て来ていると感じます。
次回、上記症状を緩和する靴選びと対処法をお伝えいたします。
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